4. オゾン水器関連

水中オゾン平衡濃度

本用語集においては、オゾンガスと水が気液平衡状態にあるときの水中のオゾン濃度を意味するものとします。

水中オゾン平衡濃度をヘンリー定数としてRoth & Sullivanの式を用いて、次式で近似します。

オゾンの水に対するヘンリー常数

H=3.842E7*[OH-]^0.035*EXP(-2428/T)

(Roth & Sullivanの式)

気体中オゾン分圧

P=Pt*C/48*22.4*(T/273.15)/1000

オゾンモル濃度

X=P/H

オゾンppm濃度

Z=48*X/18*1000000=1244.4*Pt*C*(T/273.15)/H

気体中オゾン濃度

C(g/Nm3)

気体圧力

Pt(atm)

OH-イオン濃度

[OH-](mol/L)

水温

T(K)

試算例(1)

気体中オゾン濃度を100g/Nm3、PH7(中性)としたときの水中オゾン平衡濃度

試算例(1)(図)
試算例(2)

気体中オゾン濃度を100g/Nm3、水温を25℃としたときの水中オゾン平衡濃度

試算例(2)(図)

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